高専ロボコンで全国優勝する方法

先日、とある高専専門学校のロボット部から依頼がきた。話を聞くところによると、そのロボット部は高専ロボコンでよい結果を残したいらしく、アドバイスがほしいとのことだ。私は沖縄高専のチームとして高専ロボコン第18~21回(2005~2008年)に参加した経験がある。また、その経験を過去にロボット学会および高専学会において発表または執筆したことがある。今回、これらを基本に加筆修正する形で資料を作成し彼らに送付した。

また、彼らに送った資料をこのブログで公開することにした。公開した理由は2つ。

1つ目は教育。高専ロボコンは森政弘名誉教授によって創設、今日まで発展を続け、氏はその意義について説いている。私がこうしてこれまでロボット技術に興味を持ち続けているのは、ロボコンに参加する機会を与えて下さった森先生のおかげとも言える。他の学生に知ることはロボコンの本来の意味にも通じるものがあると考えた。

2つ目は協力。近年Open Source Softwareの概念によってIT技術が飛躍的に進歩しているが、ロボット分野もその例外ではない。有名なプロジェクトにROS(Robot Operating System)、OpenCV(Open Source Computer Vision Library)などがあり、これらは世界中の大学や企業で使用され、ロボット技術の発展に貢献している。私もこれらのプロジェクトに助けられたことがあり、今回の記事は技術的なものではないが、少しでも工学分野に貢献できればという思いがある。

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搭乗型エンタメロボット

過去に会社設立に深く関わったスケルトニクス社のニュースが年末にTwitterで流れてきた.

サイバーセキュリティ領域を中心に事業を展開するココン株式会社は、エンターテイメント領域に特化した動作拡大型スーツを開発しているスケルトニクス株式会社へ資本参加したことを発表した。併せてスケルトニクス社が発行する転換社債型新株予約権付社債(CB債)の引受けを行うことを決議したと発表している。
(略)
なお、ココン社は、既存事業であるサイバーセキュリティ関連事業を主力事業と位置づけており、人間拡張分野は研究開発段階の分野として向き合っていくという。スケルトニクス社は、これを機にココン社およびそのグループ各社との連携を強化し、事業拡大及び研究開発を一層加速していくとしている。

ロボットベンチャーへの資本参入は,GoogleがSHAFTを買収(その後ソフトバンクグループに移行)したのが記憶に新しい.国内でこのような事例を先行して行ったココンの決断力は凄まじい.ハードウェアスタートアップというとどうしても助成金頼みになることが多く,量産化を必ずしも目指していない法人にとって,このような研究開発を目的とした資本参加は一つのやり方なのではないだろうか.

スケルトニクス社が展開するのは人が装着する搭乗型のエンターテイメントロボットだ.スケルトニクス社以外にも搭乗型エンタメロボットは複数存在する.2017年に見かけた,また2018年個人的に注目しいてる企業を記す.
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