主にTwitterなどの情報をまとめた個人的なメモです。
2020年は人生3度目の会社設立の年となりました。
1~3月
- 東大がスタートアップ向けにオフィスを提供していると聞き、埼玉県川口市から東京都文京区に引っ越す。※引っ越した後に入居審査があると知り焦った。
- FRJでエントリーしていた ANA AVATAR XPRIZE 予選通過。しかしスポンサー予算が頓挫になり活動を停止する。
- FRJの活動拠点をTechShop東京に構える。一ヶ月後に閉鎖する。
- つくばミニメイカーフェアに出展。静岡県にあるスケール重機を、茨城県つくば市の会場から遠隔操作。2日間で約100名の親子に体験してもらった。
- フィールドロボティクス勉強会第二回を開催予告。コロナの影響で中止とした。
- 自動運転AIチャレンジの仲間を募集。複数人で discord と Gitlab にて開発していたが、動かすまでの敷居が高く思ってた以上にコラボレーションが進まず参加を断念。
- 法人を設立する前に、お世話になっているエンジェル投資家に共同創業者候補2人と面談。「スタートアップ目指すならフルタイムでコミットしないメンバーは株主になるべきではない。」と指摘され、話し合いを重ねた末に私1人で創業することに決定する。
4~6月
- 建機の遠隔・自動化機器を提供するARAV株式会社を東京大学に法人登記する。設立と同日にインキュベーション施設である東京大学FoundXに入居する。
- ROS2で1/14スケール小型建機をTB3をベースに作る。
- FoundX馬田さんにセールスを習う。コールドメールを送ってみた。
- 実物の建機をインターネット経由で遠隔操作するMVP(minimum viable product)を完成させる。
- PRTIMESで遠隔操作の実績を公開。会社の公式HPに問い合わせが殺到する。
- このままでは1人では仕事が回せないと判断。人生経験豊かた周囲のエンジニアに相談し、リモートワークの人材をTwitterで募集することに。
7~9月
- 7月、役員1名+パートタイムエンジニア5名+アドバイザー1名、計7名の体制になる。
- 米国法人の登記を抹消、資金調達に向けてVCとの面談を進め始める
- 9月、バックエンド2名、ROSエンジニア1名参加。1名抜けて計9名の体制になる。各エンジニアと個別でやり取りしていたのをやめ、Webチーム、Edge-Softチーム、Edge-Hardチームの3つの組織を作り、社内discordを立ち上げる。
10~12月
- 10月、Back-Officeチームを新設。人材募集から手を付けてもらう。
- ハードウェア人材集めに苦戦。
- 31歳になりました。
- 伊藤忠TC建機との協業が発表。
- 11月、Back-Officeチームの快挙により、ハードウェアエンジニア2名、フロントエンド1名が参加。
- 業務拡大により、オフィスをFoundXから東京大学南研究棟アントレプレナーラボに移設。
- 12月、Back-Officeチームに2名参加。メンバー数が私を除いて計14名となる。
2021年やること
- スタートアップとして最初の資金調達を締結する。
- サポート体制を充実させるためにフルタイム人材を雇う。
- 最初の建機の自動運転商品を発表する。
- 建機の遠隔操作商品を標準化しβ版をリリースする。
振り返ると1~3月はFRJの活動が軒並み撃沈でした。4月にARAV株式会社を設立してからはFRJの活動はお休みしております。
ARAV株式会社の事業は1期目としては悪くないスタートを切れました。法人設立と同時にFoundX入居できたのが大きかったです。優秀な同期に囲まれて毎週の進捗報告がいいプレッシャーになりました。やるべき事にフォーカスできました。特に7月以降は顧客数が増加し一気に忙しくなりました。この頃から土日もぶっ通しで仕事をしています。急激にメンバーも増え、今では14名が関わるプロジェクトとなっています。私自身、高専ロボコン以降、10名を越えたメンバーを率いてのプロジェクトは初めてです。力を合わせて顧客に最大価値を提供できるよう頑張ります。
2021年もよろしくお願いします:)
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