早いもので地元沖縄から上京して10年が経ちました。
2021年もあっという間でした。
果たして去年立てた目標は達成できたのか?
振り返ってみたいと思います。
1~3月
- 元旦から納品向けの開発。油圧で動くミニチュア建機を遠隔化。
- 建機メーカーの諸岡へスマホでキャリアダンプを遠隔操作できるシステムを提供。
- 油圧ショベルの繰り返し掘削動作の自動化プロトタイプを発表。
- 東大IPCから第三者割当増資による6300万円の資金調達。
- 大型草刈り機の自動運転プロトタイプを発表。
- 知らない子供のキックボードを修理。
- ARAV初の正社員ジョイン。これまで関わりの無かった人をいきなり社員として雇用するのは初めて。
- ARAV1期目終了、2期目スタート。就業規則の導入が完了。
4~6月
- 業務委託6名卒業。Web、Edge-Soft、Edge-Hard、Back Officeチームから、技術開発、先行開発、営業広報、総務の4チームに再編成。
- フルタイム2名ジョイン。営業に1名、総務に1名。
- 就業規則導入に伴い、業務委託4名をアルバイトに切替。
- ミニチュア建機の遠隔操作体験を開始。
- 技術開発チームより、建機の遠隔操作装置「Model V」を提供開始。
- 会計事務所、法律事務所、社労士事務所との連携体制が整う。白久から全てのバックオフィス業務の引き継ぎが完了。
7~9月
- 技術開発にフルタイム1名ジョイン。営業のボランティアメンバー1名卒業。
- 建機の遠隔操作ラボをオープン。述べ50名以上の顧客が見学に。
- 消防と遠隔建機の合同訓練を実施。
- そとろぼ! 第2回フィールドロボティクス勉強会オンラインを企画、開催。
- 電動車椅子のCAN解析に成功。非公開なCAN通信の分析・リアルタイム制御技術を確立。
- 先行開発チームより、FRJ Open Construction Simulator との連携事例を発表。SILS による上位レイヤー検証環境のスタンダードになり得るか。
- 1千万円の融資を実行。
- NHK サイエンスゼロに取り上げて頂く。ディレクターのMさんと10数年ぶりに会えた。
- テレビを見た知らないおじいちゃんから短編小説をもらう。
- SUBARUの在職期間1年5ヶ月を超える。こんなに長いのは久しぶり。まだまだ続けそう。
10~12月
- 先行開発のメンバーに誘われ、World Robot Summit に参加。お手伝いしたチームが優勝。素晴らしい。
- 総額7000万円 NEDO STS に採択される。
- rosboad で遊ぶ。更新頻度少ないので良い所だけ取り込もうかな。
- Model V をオフィスでせっせと組み立て。技術開発2名、営業1名、私の4名で頑張りました。
- 建機の免許、車両系建設機械運転のライセンスを取得。
- 草刈り機のアルゴリズム検証のため、つくばチャレンジ初参加。事前の点群地図作成無しで、非GNSS環境でも動作することに成功。GNSSとVSLAMベース。
- 高専ロボコン全国大会で審査員として参加。現役時台に、全国優勝してはや13年。
- 無事、32歳になりました。
- 3千5百万円の融資を実行。
- 技術開発1名、会計1名、の計2名のフルタイムメンバーがジョイン。先行開発チーム、アルバイト2名ジョイン。技術開発、業務委託メンバー1名卒業。
- フルタイム7名、パートタイム7名の計14名の体制になる。
2021年やること、は達成できたのか?
- スタートアップとして最初の資金調達を締結する。
- サポート体制を充実させるためにフルタイム人材を雇う。
- 最初の建機の自動運転商品を発表する。
- 建機の遠隔操作商品を標準化しβ版をリリースする。
資金調達、できた。
フルタイム人材雇う、できた。
自動運転商品を発表、商品というべきか怪しいが、、できた。
遠隔操作商品の標準化、できた。
はい、よくできました。
総括
2期目に入り、業務のリズム感が掴めてきた感じです。
フルタイム人材を雇用することで、足腰の強い組織に再編成できました。
堅調に売上も増加し、ARAVとしてまた私としても初めて、投資と融資による調達を行いました。
一方で10月後半あたりから息切れ感がありました。
原因として、自分が依存しているプロジェクトの工数オーバーです。。
2022年やること
来年、3期目以降は、1人社長が限界とする売上の壁を超えるために、技術・営業ともに現場から離れる決断をします。社員を信頼し非連続な成長を目指します。
目標は以下の5つ。頑張るぞ。
- フルタイム人材を現在の3倍、20名規模に増やす。
- 営業、技術それぞれが自立した成長性のある組織を構築する。
- 2回目の資金調達、プレシリーズAの調達を春から開始、夏までに完了する。
- 建機の遠隔操作商品の委託体制を構築、生産をスタートする。
- 油圧ショベルの繰り返し掘削自動化のβ版をリリースする。
2022年もよろしくお願いします🙂
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